明日抜糸なのですが、今バッグを入れ替えた胸の下、ウエストまでのあたりに”日本地図”できてます。青タン赤タンって感じの内出血で。(笑)
これは、手術の時の内出血が「下に降りてくる」のだと、あらかじめ説明されていました。内出血が下のほうに「移動する」という言い方もされました。
ですから、「あー、あの時言ってたやつ、これか!」とわかるのです。
それでもびっくりしますわよ。
いきなりボディーに斑点が現れて、(痛くも痒くもないけど)どう見てもそれはアザなんだもん。
なんかSFXで作った死体みたいにすごいんだよ。斑点が。
斑点アザが徐々に増えて、今、日本地図を形成している、ということであります。
これなんかはあらかじめきかされてますから、ショックも不安もなくて、ただびっくりするだけですからいいのですが・・・・。
病院から帰ってきて驚くことってけっこうありますよね。
「聞いてないよ!言っといてくれよ!」ということ、ありません?
いや、向こうは説明したんだけど、こちらがぼやっとしていただけ、という可能性もあるんですがね。
一番驚いたのはセンチネルリンパを取る日帰り手術をした後。トイレに行ったら、おしっこがブルーレットみたいな色になってまして。
「ありゃ?」しばらくその色の異様さに見入ってしまいます。
それからおもむろに思い出します。
そういえば、どれがセンチネルリンパ節であるか特定するために色素を注入するって言っていたな。
その色素がブルーなわけね。
「これ、言っておいて欲しかったなあ。驚くじゃんよ」と思い、検査結果を聞きに病院に行った時に、うらみがましーい顔をしてドクターに「驚きましたよー。おしっこヘンな色で」と言った覚えがあります。
だけど、検査結果が「陰性」だったことがうれしかったんで、あんまり迫力がある顔じゃなかったかも知れないです。
センチネルリンパ、というのは”見張り”のリンパ節などと呼ばれます。
ガンは血液の中に微細な細胞が入って全身に運ばれて「転移」するといわれているんですが、もしもガンが転移するのなら、一番最初にそこに行くだろう、という場所が、わきの下のリンパ節です。
その中でも一番先にとどくところがセンチネル。
仮にそこにガン細胞がないのなら、他のリンパ節にも他の臓器にも行っていないであろうと言えるわけで。
そういう見当をつけるためにそれを特定して切ってみる、という手術だったのですね。
比較的最近の医療技術で、すべての病院でやっているわけではない、と聞いています。
特定のために血液の中にわかりやすい色素を入れて、流れを見たので、それがおしっこに出てきていたのです。
それがブルーレット色おしっこの正体でした。
血管に入ったものはすぐにおしっこに影響します。
抗癌剤の治療の時、中に赤い薬があるのですが、点滴後24時間ぐらい、やっぱりおしっこが赤かったですね。
「刺青入れるとおしっこが真っ黒くなるんだぜ」などと伯父が言っていたことなど思い出します。
伯父は刺青なんかしてませんでしたけども、そういうお友達がいたのでしょう。
るじ
今やってるドラマ、Dr.コトーで、彩花さんが乳ガンに
なってしまうです。で、抗ガン剤の点滴をするシーンで
赤かったですよ。SYNDIさんもこれをやったのか?と
思いながらみてました。
おしっこが、赤くなったり青くなったりは、そりゃー
聞いてなかったら、びっくりかも。
テレビでは、手術の前に抗ガン剤治療やってるかんじ
なんですが、そーゆーのも人それぞれにちがうんですかね。
SYNDI
★るじさん
テレビでもそういう描写(赤い点滴薬)なんかが出てくるんだね。
術前に抗癌治療を受ける人もいます。それで腫瘍が縮小したりすることもあるので。
(あたしのようにセンチネル生検で陰性だったケースで術前抗癌剤をやることはまずないと思いますが)
治療法はガンがどのぐらい進んでいるか、どんな種類のガンかなどで、それぞれ全然違ったりするし、使うお薬の種類も量も色々らしいですわ。
条件によってあまりにもそれぞれ違うので頭くらくら、の世界ですのよー。