10月25日に抜糸してきました。
抜糸は手術の一週間後にスケジュールされます。
縫った傷というのは一週間でだいたいくっつくものらしい。
抜糸までの間は、例によってお風呂には入れません。下半身のシャワーだけ。半身浴も、血行がよくなりすぎるし、上半身の絆創膏の下まで汗かいちゃうから禁止です。
汗、禁止なの。なるべく禁止。
それが、涼しくなるまで手術を待ってもらった理由でもあったのですが、ホルモン剤の影響で、ホットフラッシュによる「いきなり汗ぶわー」みたいな現象もありますから、ただでさえ、なかなか涼しい顔をしていられません。
カレーやキムチなど辛いものなどは、血行がよくなって、傷があるときには出血の原因になるので、控えるように、お酒も同じ理由で一週間は禁止・・・・と、ここまでは、先回と全く同じで、いわばおなじみの注意事項でした。
しかししかし。今回はこれに、特別の注意事項がプラスになったの。
日帰り手術の日、麻酔が醒めて、いよいよ帰る前に、今一度ドクターとの面接があります。
ドクターは言いました。
「手術した側の腕を、高く上げることはなるべく避けてください。これはバッグが動いてしまったことのある人にはお願いしていることです」
「はい?腕ですか」
そうか。あたしはバッグが動いた前科モノなので、特に注意が必要なのね。
「バッグの下側の皮膚をはがしてそこにバッグの下側を納めました。糸でも留めてありますが、腕を上げると、バッグが上に上がろう上がろうとする力がかかります」
なるほど。筋肉の動きが中のシリコンバッグを持ち上げてしまうのね。
ドクターはさらに説明してくれました。
「今、絆創膏をあてて、上からぎゅっと押さえつけてあるのですが、あまり腕を揚げるなどして持ち上げる力をかけるとまた位置が上がってしまう可能性があります」
上からぎゅっと・・・・うーむ。まるで押し寿司のよう。
上からぎゅっと1週間で、傷がくっついて、はいできあがり・・・じゃないじゃない。
つづく。