さてさて。
書くからにはすっきりはっきりニコニコと書きたいと思うあまりに、更新がどろーんと滞っておりました。
この数ヶ月、気持ちが決まってなかったもので。
しかし!いよいよ決めました。
一応すべてのプロセスを終えたはずの再建についてですが。
結局あたくし、再手術日を決めてきました。
さかさまになっている、シリコンバッグの位置を直す手術です。もう少し涼しくなってから、この秋、やってもらいます。
こういうものは、しょせんキリがない、というか、直すっていったって、ホントの意味で元に戻ることはないわけで、常にどうせ不満なわけです。
だけど、改善できる部分はやっておこうか、という気持ちになりました。
本来こういう風に上に厚みがある予定じゃなかったんだからねー。ひっくりかえったのは、不測の事態なわけですよ。
その不測の事態のおかげで、お金がまた15万円ぐらいはかかるんで、(もちろんバッグを取り替えるとか、そういう手術に比べれば安いですけれども)もったいないといえばもったいない。
本人以外誰も気にしてないニセモノのおっぱいにそんなエクストラなお金かけてさー、ってことなんで、「気が知れない」、という人ももちろんいるでしょうな。
その辺は価値観の問題でしょう。
あたしは、これを気にしながら生活するのってつまんないな、と思ったのです。
なんか、ボタンの取れかけたシャツを、いつか直そうと思いながらダラダラ着ているみたいな気持ちなんで。
それから。乳首問題。
移植した皮膚がなかなか乾かなかったりして、スポンジドーナツ(名づけて秘密兵器)で保護することも中止していたために、高さが”順調に”(とほほ)つぶれておりましたが・・・・。これは、またつまむマッサージである程度マシになるもののようです。
手術日を決めた日に、新しいスポンジをもらってきて、今はちゃんとそっちの方向に(高さが戻る環境に)進んでいます。
ただし。乳輪の形や色には疑問が残っております。どうも皮膚の生着にややムラがあったらしく、丸く仕上がってません。
あるべき形があるとすれば、今のそれはちょいと”欠け”がありますの。
色もやたらにピンクっぽいし。(これはたぶんまた戻るとおもいますけれど)
形成のクリニックで、乳輪を修正するとしたらどうするかって相談もしてみました。
使える技としては刺青か、皮膚移植。このオプションは常に同じ。
ただ、あたしの場合、健康な側の乳輪の皮膚は、もうぎりぎりまで使ってしまっているので、移植をするなら脚の付け根あたりの色が濃いところから取るってことになります。
うーん。そのあたりのおマタに近い皮膚って・・・・縮れた毛が生えてきたりしないんだろうか?心配。
いや、これは冗談ではなくて、ほんとにそういう笑えない(だけど笑うしかない)話があるんですよ。
移植をするなら、保健が効くけれども(数万円という手術費になります)、刺青をすると、21万円ぐらいかかります。
最初から丸ごと乳首に刺青でも、ちょっとだけ修正刺青でも、値段は同じなのよ。がーん。
とすると、ここで刺青を選択した場合、「ああ、最初から刺青したほうが安かったなー。それに健側の乳首の皮膚が減った分、損したかも」みたいに思う可能性もあります。
そんなこと言ったってしょうがないんだけど。
自分がどんな気持ちになるか今よくわかんないので、乳首については、今はいじらないことにしました。
とりあえずバッグの位置を修正してもらう。
しかるのちにまたどうしても気になるようなら乳首問題をなんとかする、という順序でいくことにしました。