さて。手術の麻酔が覚めたあと。
入院中の病人は、けっこう忙しいということがわかりました。
おしっこをするたびにccを測って記録しないとならないし。飲んだ水分も記録しなきゃならないし。
一日に何度も看護婦さんが血圧や体温をチェックしに来るし。
午前中と午後と2回、ドクターが回診に来るし。(担当のドクターのほか、他の乳腺外科チームのかたがたも病室に来ます。)
食事は3度もあるし。(作ってないのに自動的にご飯が・・・。しかも仕事していないのにおなかがすく・・・ああ不思議)
そのほか「お見舞い」の人などが来るわけです。家族も面会に来るし。そしたら病気や体調の説明しないとならないし。っていうかしゃべることたくさんありますよね。珍しい体験しているわけですから。
夜更かししていると、「眠れませんか?」と看護婦さんが来るし。恐縮しちゃう。(おそらく寝てても見回りに来ているんだろうが、寝ていれば気が付かないわけですね)
あんまりひとりでぼやーん、としている時間ってないような気さえします。(実際はあるんですが)
これで3泊4日。
かなり忙しいです!
実は入院前に先輩乳癌経験者のボランティアの訪問というのを希望しておいたのです。(申し込み用紙があって、提出しておくと訪問が受けられます)
どんなもんなんだろうなー、と思って。まあ、好奇心です。体験者の言葉というのは、何かしら心強いだろうというのもあって。
だけど、それはなぜか来ませんでした。
スケジュールが合う人がいなかったのかもしれません。
でも、”忙しかった”から、それがなくてちょうど良かったような気がします。
ボランティアの訪問は、2度目の入院の時に実現しました。