乳首と言えば。
先日、水を入れたときに、クリニックのスタッフの人が気になることを言っていました。
おっぱいを切除したあとの傷は、胸の上にヨコ一直線に横切っているのですが、その一直線の一部を指差して・・・・。
「ここ、この色は乳首が残っているんですね」と、言うのです。
そういえばキズの一部分、その周りの皮膚が白くなくて、黒ずんでいます。完全に治っている傷なのに、ちょっと痛々しく見える。
それは切り口ぎりぎりに、ちょっと乳輪の色が残っているのでした。
「これは、切ることになるかもしれませんね。わりとよくあるんですよ」
「はあ?」
乳輪の取り残しは、”お間違い”の類なのかしら?
「乳首を作る時にも、使えないので」
「はあ」
どうせ乳首を作るんだから、切り残したその色付きの皮膚をうまく再利用できるのかと言えばできません、という意味のようです。
スタッフは執刀医ではありませんので、あたしはその場では質問はせずにおりましたが、次回は最後の水注入ですので、その時には聞いておかなくちゃ。
やだな。余計に切るのは。
色のついたところを切り取ったら、伸ばしたはずの皮膚が足りません、なんてことにならないんだろうか?(妄想)
あと、その日健常側のおっぱいのサイズを測って、インプラントするシリコンの形とサイズを決めてもらいました。
いろんな方向から、写真も撮りました。
こうやって手術前を記録しておくのですね。
つづく。