カツラを装着して試着室から出て全身が映る鏡を見てみましたら、これがカツラには見えない。
こういう頭もあり?って感じ。
ありだけど、かなり”不良っぽい”っちゅうか、「ぐれた青春でした」、みたいなおばしゃんにみえるんですわ。
たぶん、色が明るすぎるのよ。
よく、パチンコ店なんかで、タバコくわえながら何時間も遊んでいる、迫力あるおばしゃんがいるじゃないですか。赤い髪の毛して。
ああいう人に見えるのよ。
あたし、そういう人じゃないんですけども。
いや、ホントにカツラって面白いよ。
タバコくわえてがはははは、とか笑ってみたくなったもん。
ともあれ。
若い子向けの激安人毛カツラで、これで色が暗ければいけそう、ってことがわかって、あたしは非常にハッピーになりました。
それで、同じ形(やや薄毛)で「今日被ってきたやつと同じような色のやつ」って言って、取り寄せてもらうことにしました。
それで、「今日かぶってきたやつは、内帽子だから、帽子脱げないの」と説明しました。
そしたら、「これ、全然カツラってことわかりませんね」だって。
あのね。君はカツラ屋さんだろう。
カツラ屋さんとしては、「プロですから人工毛だってことはわかりますけれども、ホントによくできていますね」ぐらいのことは言ってもらいたい気も5パーセントぐらいするけどな。
さて、注文の品は10日後に入荷したんで、あたし取りにいきました。
わくわく。
しつこくつづく。