生頭通信10: 07/08
暑いので外出から帰ると、すぐに生頭に戻る。
それで、その、キャップと付け毛が一緒になって脱ぎ捨ててあるものを見ると、最近は「あ、あたしがある」と思うようになってきた。
家族も「こんなところにママがへちゃっと置いてある」と言う風に思うようだ。
カツラではなく、ママそのもの、がそこにあるように感じられるのだ。
そのぐらい見慣れたリカちゃん状毛髪。
ヘアスタイルというものが、人間の印象をほとんど決めているのではなかろうか?
めがねとか、帽子とかもそうだけど。
暑くてうだうだしてて、脱いだウィグをおなかの上に載せたまま昼寝に突入していることがあり、娘もあきれられた。
おそらくおなかにママの頭を乗せたコハゲコウが横たわっているように見えたのであろう。
何だかよくわからんな。