【色白乳首と傷跡について】


 さて。乳首問題をよーく考えるために、あたしは少々時間をおくことにしました。
 現在の左乳首は、このブログを最後に更新した3月の時点よりも、さらに!色白になっているような感じです。
 以前に書いたように、要するにケガをした場所の皮膚が白っぽくなる体質なのですわ。

 ががーん。パイカット(丸いはずのものが三角のカケがある)である上に、このままどんどん色白になってしまうのでは?あたしの本体は別に色白でもなんでもないのにー。

 フツーの皮膚でしたら、色の白いは七難隠すなどといいますが、色白の乳首はあんまりうれしくないですわよね。だいいち乳首らしくない。せめてピンク色とか、そのへんで止まっていてほしいものです。

 時間を置く、というのはこういったことを観察するためもあります。
 もしも、焦って何万円かかけて刺青をしたとしても、また色が褪せてしまう体質かもしれません。
 とりあえず、どこまで色が抜けてしまうか、焦らないで見ていよう、という・・・・。
 形成のドクターにも1年でこのぐらいまで色が褪せてます、ってことを見せてから、色々調整してもらっても遅くはないのじゃないか、と思ったわけです。
 中には刺青が濃くなりすぎて困る人もいるらしいので、ニンゲンは色々です。
 形成医には、後に続く他の患者さんのためにも、さまざまデータを集積していただかなくてはなりません!

 こうして待っているうちに、おっぱいを横切る手術跡のキズ(乳首の上数センチのところに一文字に伸びています)は、だいぶ目立たなくなってきました。ケロイドっぽく盛り上がっていたのも、平らになっているし、縫い目もかなり白っぽく(要するにそっちにいくものらしい)変化しています。
 キズが目立たなくなるのが「遅い」と言われたことがありますから、遅いのでしょうが、しまいには目立たなくなるんだったら、まあノロいのもガマンしようじゃありませんか。

 しかし実はねー、あたしはこの数ヶ月の間に色々あって、おっぱいのために貯めていたお金(乳首の修正のために残しておいたのよね)を、使い込んでしまったんですよ。うううううう。自己嫌悪。
 家には食べ盛りの子供いるし。教育費だってかかるし。あたし親だし。不安定な仕事で景気悪いし。

 もちろん汗をたくさんかく季節には刺青にせよ、乳首をいじる気はなかったのですが、お金がなくちゃねえ
 もっと延期になっちゃうかも。

 ちなみに、“見積もり”ですけれども、皮膚を移植するために乳首切り取った右側(これも切った境目が白く抜けてしまっている)の修正も含めて、8万円ぐらいということです。
 最初から乳首を作って刺青しますと20万円ぐらいだと聞いていましたが、修正ではそれをまるまる取るわけにはいかないということでしょう。

 まあこれがまた時間たって色が褪せたなどということがあれば、追加のお金がかかるかも。だけど、こうやって何か自分の体のためにやることがあるってのが、精神衛生上いいような気がします。

 あ、そこ、誰も見ないんだから色なんかどうでもいい、などという陰口はたたかないようにね。