前回、バッグを入れ替えたあと、抜糸をして、その後1ヶ月については、「お風呂に入って暖めて、このように強くマッサージしてください」と言われ、上から揉みほぐしたり、基底部を動かしたり、というマッサージの指導を受けたのです。
やや痛いってぐらいの、強いマッサージでした。
だけど今回は「あまり強くしないで。上から押すようにしてください」という風に変わりました。
指導をしてくれるのは、前回同様、院長先生ではなかったのですが、あたしのケースを全部わかっているわけです。当たり前だけど。
「上を何箇所か糸で留めてありますので、あまり強くバッグを動かすと糸が切れてしまうこともあります。そうなるとまた動きやすくなってしまいますから」
そうか。切れることもあるのね。しつけ糸みたいに?
「まあ、この1ヶ月は、お風呂に入って暖めてください」って、院長先生もおっしゃっていたなあ。ぎゅいぎゅいやらなくていいってことか。
そこで少し疑問が出てきました。
”マッサージをがんばる”のは、内出血を吸収することを促すほかに、「カプセル拘縮」が起きないようにするためもあるはずなんだけど・・・・あたしのカプセルは、今どうなっているのかしら?
きいてみました。
「今回、胸の下側の皮膚をはがしているわけですよね?」
「はい」
「だけど、バッグを納めるカプセルは、エキスパンダーを取り出した時点で、もう出来上がっているわけですよね?」
「はい」
「でしたら、はがした皮膚と、カプセルの関係はどうなっているのですか?」
はがした皮膚のポケットにはカプセルは出来ていないはず。カプセルの中にバッグを納めるのだとしたら、皮膚だけはがしてもしょうがないような気がします。伸ばしたりひっぱったり位置をずらしたりするのかしら?
するとスタッフは「カプセルの下を少し破いたりもしているのですが」と説明しました。「あまりやると出血がひどくなったりもするので、少し」
あたしの目はまんまるになりました。びっくり。
そうかカプセルというのはやぶいたりもできるのか!
だとしたら、小さく縮んでいても、広げられるってことじゃないか?
とすると、前回、内出血がひどかったのは、それをしたためかもしれない。
今回もそれをしたのかどうか、あまりやる必要はなかったのかどうか、それは1ヶ月後の検診の時にドクターに聞こう、と決心しました。
細かいことは直接きかなければわからないだろうからです。
今回は明らかに内出血が少ないから、一度はがしたところをもう一度はがすという作業は、初めての時とちょっと違うのかも知れません。あるいは単なるコンディションの違いなのか・・・・。
カプセルは異物を体に入れると、それを包み込む形で体が作り出すものです。
エキスパンダーを入れている間に形成されるのですが、エキスパンダーで皮膚をパンパンに伸ばしてゆく間に、その下のカプセルがどうなっているのか、というのも気になっていました。
例えばカプセルが皮膚の伸びを邪魔するなどのことはないのかしら?
それらについて、ぜひ先生に直接質問しようと思います。
来週、1ヶ月後の検診になります。