2007年3月アーカイブ

術中雑談

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 乳頭を作る手術、およそ30分の間、あたしはドクターに聞いてみたいことを質問することにしました。
 考えてみたら自分の形成のドクターと雑談ができる機会などめったにありませんから、無駄にしたらもったいないです。

 マイクロ・サージャリー腹直筋皮弁など、自家組織再建について、先生はどう考えるか、脂肪注入(自分のおなかや太ももの脂肪を取って胸に注入する方法)は実際のところどのぐらい効果があるのか、仮に乳首を刺青によって着色した場合、その色は取れてきたりしないのか、などなど。

 麻酔が効いて痛くなくなった乳首形成手術の話のつづき。

 健康なほうの乳首と乳輪から、必要な皮膚をはがすのですが、何をされているのか、まるでわからなくなっています。

 だけど限定的な場所だけに麻酔をしているわけですから、”何かされている”のはわかります。
 切ってるんだな、とかひっぱっているな、とか、今圧迫されるような感じがあったのは、血をふき取ったんだな、とか・・・。

 乳首作る形成のお話のさらなる続き。

 手術室に入りました。
 通常のように仰向けに寝ての手術になります。
 
 部分麻酔で手術をしたことのある方はご存知でしょうが、患者に意識があるといっても、手術中の様子を見学させてくれる、というわけではありません
 少しぐらい見せてくれてもいいのに・・・などとも思いますが、きっと見たら気分が悪くなったり怖くなったりするんでしょうね。
 

 前回の続き。
 
 回復室の壁にはブルーのロールスクリーンが下ろせるようになっていて、「デザイン」のあと、その前に立って写真を撮影することになります。
 手術前、手術後を記録に残しておくわけですね。

 例によってドクターがフエルトペンで胸にあれこれ線を書き込んで、しるしをつけてくれます。これがデザイン。
 左右の位置や高さ、大きさのあたりをつけるわけです。
 切る場所のほか、左右対称に近づけるために体の中央がどこか、とか、そういう補助線もたくさん引きます。
 
 ヌードデッサンの勉強している時にもこういうことやるよな、なるほどー、などと感心します。(モデルの体の上に描くわけじゃないけど、絵の上にそういう補助線を引いたりはするのです)

 のびたり縮んだりするという手術後の”乳首事情”については、このときにお話をききました。
(過去エントリー『乳首の事情』

  この乳首を形成する手術も、シリコンバッグを入れるのと同様、日帰りでできます。
 手術時間は30分ぐらい。

 しかも乳首だけだから、部分麻酔で、回復の時間もいりません。
 特に絶食とかもしなくていいのです。
 終わったらお着替えしてはい、お帰り、という手軽さ。
 
 しかし、ほんと?
 あたしは説明を聞いても手術がそんなに簡単だ、というイメージがわきませんでした。

 

【乳首は伸びたり縮んだりする?】

 エキスパンダーをシリコンバッグに入れ替えてから、4ヶ月経ちました。
 抜糸後ずっとマッサージをしてきまして、先日、(2007年3月10日土曜日)とうとう再建手術の最終段階である「乳首を作る手術」を受けてきましたので、そのご報告をします。

 乳首を作る形成手術は、自分の片方の乳首から皮膚を移植する、という方法と、皮膚をつまんで形を作ってから刺青で色をつける、という方法とがあるのですが、あたしは保険適応になる、前者のやりかたを選択。
 だって少しでも費用を安くしなければ。
 
 乳癌で失ったものを再建するのに、どんな材料を使うにしろ(シリコンにしろ入れ墨にしろ)保険がきかないってのがそもそももおかしいんですが、それはともかく。

【術後1年経ったのだった 3】

 あたしの癌はホルモンレセプターが大変強くあるタイプのものだったので、術後4クールの抗がん剤を終えたあとは、内分泌療法;いわゆるホルモン療法に入っております。

 ノルバデックスという、大変一般的なお薬を処方されていて、これで女性ホルモンを阻害しているわけです。

 癌が女性ホルモンを栄養にしてでかくなってしまうタチのものなので、栄養を与えないようにして、成長のチャンスをつぶす、ということですね。

【術後1年経ったのだった 2】

 術後一年目マンモグラフィは異常なしだったものの、ちょっと気になるものがありました。

 それは、手術した、左の胸にぽつん、と硬いおできのようなものが出来ていること。
 痛くも痒くもなくて、単にぽつっと硬い。
 場所は中央寄りで、最初のしこりが見つかった乳首のヨコよりも、谷間に近い表面です。


 これの正体がわかりません

 3月6日にマンモグラフィを撮って来ました。
 全摘の手術を受けたのが2006年2月ですから、もう1年経ってしまったことになるわけです。

 この日は
●マンモグラフィを撮って、
●ドクターの診察を受けて、体調などの報告をして、
●ホルモン療法の薬(ノルバデックス)の4ヶ月分の処方箋をもらって(できたら少しでも安くなるよう、ジェネリック薬品にしてもらえないか相談して)
●次回(約4ヶ月後)の予約をして、
●窓口に忘れていた保険会社の請求のために診断書を請求して、

以上おしまい、というメニュー。

 頭のメモリが1ビットぐらいの人なので(ビョーキをする前からそうですの)、電車の中で手帳に書いてこれに臨むのであります。

 

 あたしは皮膚があまり強いほうではなく、なんにでもすぐにかぶれます。何かというと湿疹や蕁麻疹が出たりもします。

 手術の前に、色んな問診があり、その中に「かぶれやすいかどうか」を問う項目があったような気がします。
 
 その時「うわー、最近の病院って細かい気遣いをしてくれるんだなー」と感心しました。
 
 セカンドオピニオンをもらうために行った病院で、組織診断のために太い針を刺したあとも、ドクターは「かぶれるのを防ぐ」ためにと、皮膚にあらかじめスプレーを吹き付けてから絆創膏を貼ってくれました。

さて。手術の麻酔が覚めたあと。
 入院中の病人は、けっこう忙しいということがわかりました。

 おしっこをするたびにccを測って記録しないとならないし。飲んだ水分も記録しなきゃならないし。